行政書士試験に234点で合格した元サラリーマンの勉強法と実務

平成25年、サラリーマンだった当時に234点で行政書士試験に合格した際の「勉強法」と、その後独立開業から実務の経歴までを忘備録も兼ねて書き留めているブログです。現在、行政書士試験の合格を目指している方、また、合格後に開業を考えておられる方にとって、私の体験が少しでも励みになればと思います。

行政書士試験に限らず、資格試験全般に使える勉強法と思います。是非お役立てください。

合格率

ここまできたら受験ましょうね

あと3日ですね。
4時半ですが、今頃ラストスパートをかけている方も多いかと思います。

今日は、「とりあえず受験はしましょう」という話

かなり前にも一度書いたのですが、昨年の受験申込者数52,214人と比較し、受験者は40,449人です。

くわしくはこちらセンターページにて

なんと、23%程度の方が、申込みはしたが受験していないんですね。
都合で、どうしても受験できない方もいると思いますが、それにしても多い。

この時期になれば、合格圏に達しているかいなかは、おそらく自分で判断できると思います。
しかし、来年絶対に合格したいと思っている方であれば受験はするべきです。
行政書士試験は年に1回しかありません。あの独特な空気を中で、色々と試せる機会は1回だけなんです。

回答順、時間配分、トイレタイム・・・やれること多いです。

貴重な経験を積む、またとない機会ですので、是非「模擬試験」と思って受験してください。

分母を変える②

  前回、母集団を変えることにより合格の確率を上げると書きました。
 
  しかし、それは絶対的という意味ではありません。

 もし仮に絶対的確率で母集団を選択するのであれば、難関国立法学部⇨ロースクール⇨お試しで行政書士受験 が1番合格率が高いと思います。
 ですが、わざわざ行政書士試験の為に高額な学費を捻出してローを選ぶ人はいませんよね(結果的にそうなったという方は少なからずいらっしゃると思いますが)

  そうではなく相対的に、つまり今現在の自分の立ち位置から1番合格率が高い母集団に入ると言う意味です。

  私は講師ではありませんので、自身の体験でしかお話しできませんが、1年目の私は明らかに合格率が限りなく0%に近い母集団にいました。
 『法律初学者、独学、勉強時間5ヶ月で約150時間程度、市販テキスト(TACの基本書)、過去問集(LECのウォーク問)、予想問題集(TAC市販模試)のみの学習、情報収集はネットのみ』

  おそらく、初学者の方で似たような経験をされている方は結構いらっしゃると思います。

 今日の難易度が増した行政書士試験では『初学者、独学、学習時間1000時間以下』これだけの条件が揃った母集団は限りなく合格率は0%ということです。

 ちなみに私が合格した時の条件は『学習時間1500時間(講義を除く)、スクールの通信講座受講、述べ答練 12000肢程度、模試試験 30/1500位以内 2回』です。
 
  おそらくこのくらいの条件を母集団にしているのであれば、70〜80%の合格率は出せるのではないかと思います。

  ですから、大切なのは今現在自分がどの集団に属していて、どこの母集団にはいるよう条件を変えれば合格率が上がるのかを考えてください。

 スタートラインから確率が低くければ到底合格にはたどり着けないという訳です。

  ただ、確率を高めても、あくまで確率です。絶対合格できるわけてはありません。
  
 より合格に近づくためには再現性が重要になります。

FPの勉強法(FP3級とは②)

  FP3級の試験は毎年1月、5月、11月におこなわれております。

  正式名称が3級ファイナンシャルプランニング技能士 と呼ばれる国家資格です。

FP技能検定を実施している団体
  • 日本ファイナンシャルプランナーズ協  会(FP協会)
  • 金融財政事情研究会(金財)の2団体
なぜ2団体あるのかはこちらを参照してくださいhttp://www.kinzai.or.jp/ginou/fp/faq

学科は両団体同じ問題の次の6科目
  • ライフプランニングと資金計画
  • リスク管理
  • 金融資産運用
  • タックスプランニング
  • 不動産
  • 相続 事業承継
実技の試験科目は

金財
  • 個人資産相談業務
  • 保険顧客資産相談業務 
のうちいずれか一つを選択
FP協会
  • 資産設計提案業務
平成26年9月期の試験の合格率

FP協会 
学科 82.3%
実技 90.1%

金財
学科 77.3%
実技 66.8%

 合格率に違いがありますが学科の問題はまったく同じです。
 実技もほとんど難易度に変わりはありません。

  公式発表はありませんが、金財の合格率が毎回低いのは金融機関等の仕事上半ば義務的に受験をする方が多く、勉強をしないで受験される方が多いからということと、開催される受験会場(受験者数)が多いためとだと言われているようです。





分母を変える

  行政書士試験の合格率は約8%

このデータをどう見るかが非常に大事です。

 まず、受験生すべてひっくるめて8/100人が合格できる試験と見ます。

  もちろん得たい結果は180点合格というのはみなさん同じなはずです。 ですが、誰に対しても8%ではないんです。

  正確な数字ではないのですが、資格スクールや講師の先生方の話を参考 にすると分子の 約半分はロースクール現役生または出身者、司法書士試験の受験生、難関大学の法学部出身者が占めると考えられているようです。

 とすると我々一般受験生は実質4/100人の席を争うことになります。

 受験生の実数に換算すると2400人です。

 合格に近づくためには確率をあげる…

 とはいっても努力で分子を変えることは
できませんよね。

 つまりは確率をあげるのであれば母集団を変えることにより分母を減らすしかありません。
プロフィール

mirai-houmu

職業:行政書士(H25合格)
資格:行政書士、FP2級・AFP(H26合格)
   ドローン検定1級(H27合格)
来年CFP(科目合格3/6)と測量士補の取得に向けて勉強中です!仕事に直結する資格しか取りません!
現在は行政書士とFPの事務所に加えドローンスクールで講師をしております。
業務:各種法人設立、小規模事業者の資金調達相談、ドローンビジネスに係る法務相談、民泊事業…etc

LECの書籍販売
金利手数料0キャンペーン
LEC合格講座
ギャラリー
  • 試験の申込はお忘れなく
  • 行政士試験は実務で役に立たないのか?
  • 学習したことを忘れない①
  • 早く、そして繰り返す
  • こんな時こそ行政書士は活躍できる
  • 過去問集は第二のテキストです
おすすめ書籍①
おすすめ書籍②
おすすめ書籍③
おすすめ書籍④
おすすめ書籍⑤
  • ライブドアブログ