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こんにちは、行政書士みらい法務事務所、代表の佐藤です。
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5月も後半ですね。試験までおおよそ5ヶ月半を切りました。

正直、法律初学者で仕事をしながらの独学受験となると、今から学習開始では、非常に厳しいと思います。おそらく、来年の試験を目標に勉強計画を立てた方が、結果的に最短で合格できる場合があります。(もともとハイスペックの方なら別ですが)

といいますのも、法律の勉強は「基礎・基本」ができてないと、追い込みで点数が伸びてきません。

例えば、試験まで間が無いと、勉強は過去問と予想問題の答練から始めざるを得なくなります。
このやり方は、答練に類似する問題には対応できるのですが、そもそも法律ベースの知識が不足しているため、定義、判例の理解度や細かい条文知識を問う問題には対応できません。
本試験の難易度が高くなればなるほど、点数が取れないといった具合になります。

ではどうしたらよいのか・・・?

始めは、まず「入門本」で全体の概要をつかんでください。この時、深入りはしないように。
ポイントは「3回読み」です。

  • 1回目・・・素読します。この際に、わからない言葉にチェック。
  • 2回目・・・1回目にチェックした言葉の意味を確認しながら読む。
  • 3回目・・・チェックした言葉の意味が、頭に入ったかを確認しながら読む。

これを「憲法、民法、行政法(順番はこの通り)」で1教科1週間、計3週間で終えてください。

それから、「行政書士試験基本テキスト」に入っていきます。

できるだけ3週間程度で終えることです。なぜなら、このスピードが記憶を定着させるために必要だからです。
これは、行政書士試験学習全般に言えることですが、「深くゆっくりより、早く何回も繰り返す」です。


もう一度基礎をやりたい方におススメの一冊。
タイトルは、『法律を読む技術、学ぶ技術』(吉田利宏著)
書店に平積みされているなら、思わず手に取ってしまいまうタイトルですよね(笑)